セールス&マーケティング
マーケティング・オートメーションが最初にそして最も広く認識されている例としては、営業販売の分野でしょう。これはマーケティング・オートメーションなどのツールを意図して利用されました。そのため、おおくの大きな組織では、自分たちの販売サイクルと関わっているのでマーケティングオートメーションのコンセプトに精通しています。
以下は、売上高ベースのフィールド内の一般的な使用例です。
用語
販売業界で作業する場合に使用される一般的な用語は、次のとおりです:
アセット - 典型的なものではホワイトペーパー、その他の情報資料、サンプル製品のダウンロードおよびその他のリソースです。
キャンペーン - ある一定期間中、またはコンタクトからの応答の結果として送信される特定の目的に関連するメールやソーシャルメディア活動のセット。
決定木 - コンタクトの応答または意思決定に基づいて次のステップを決定し、キャンペーン内で実施されるプロセス。
ドリップフロー - 典型的には長期間にわたって、特定の時間枠に事前に定義されたメッセージを送信するキャンペーンのスタイル。
メール - コンタクト線との接触の特定のポイントになります。メールはキャンペーンの一環としてリストに送信されます。
フォーム - コンタクトの追加情報を収集するオンラインのフォームです。フォームはページと一緒に頻繁に使用されています。
コンタクト - 潜在的な顧客
リスト - 特定の定義した基準に基づいて関連付けられているコンタクトのグループ
ページ - コンタクトにアクションを起こさせるようにデザインされたランディングページ。
ポイント - 関心のレベルを決定するためにコンタクトが得点付けされることによる任意の数のアクティビティに割り当てられる数値です。
レポート - 効率向上の支援のため、コンタクト、ページ、アセット、およびマーケティング自動化ツールの他の部分の概要とデータの集合です。
ワークフロー
用語が定義されたあとの次の重要なステップは、理想的なワークフローの作成です。ワークフローは、おそらくあらゆるユースケースの中で最もユニークな部分であり、販売組織の中ですら、それぞれに非常に異なる実装を持つことになります。以下は標準的な販売ワークフローです。
1. コンタクトフィールドの定義
ワークフローを成功させるために取り入れる最初のステップは、コンタクトから収集するフィールドや情報を正しく識別することです。Mauticは、潜在的な顧客を正しく整理、管理するのに必要な任意のフィールドを好きな数だけ作成することができます。
2. コンタクトリストの作成
次のステップはコンタクトリストの作成です。すでに述べているように、これらのリストは特定の特性に基づいたコンタクトのグループ化です。これらのコンタクトのリストを作成する目的は、特定のアクションが取られたときにMauticが自動的にこれらのリストにコンタクトを追加できるようにするためです。同様に、必要に応じてコンタクトは手動でリストに追加することができます。
3. アセットの追加
Mauticプラットフォームにアセットを追加すると、フォーム、ページ、およびキャンペーンのパーツとしてそれらのアセットを使用できるようになります。これらのアセットはなんでもかまいませんが、上述したように普通はPDFファイル、スライドショー、およびその他の情報資料です。
4. フォームの作成
アセットを追加後、フォーム送信の結果としてそのアセットを使用することができます。フォームの作成は、マーケティング自動化プラットフォームの重要な段階です。フォームは匿名のコンタクトを名前の付いた潜在的な顧客に変換することができます。
2. ランディングページのセットアップ
ランディングページを作成すると、コンタクトにフォローさせたい特定のセールスファネルをセットアップできるようになります。ほとんどの場合、ランディングページはアクションへの1回の呼び出しで作成可能です。アクションへのこれらの呼び出しは、通常は何かと引き換えにより多くの情報をコンタクトが提供するフォームの送信で構成されています。ランディングページは、特定のレイアウトのテーマにすることができたり、またはセットアップ中に一意に作成することもできます。
6. メールの作成
メールの設定もまた重要なパーツとなります。これはコンタクトとやり取りするための直接的な方法です。メールはキャンペーンプロセスの一部として作成したり含めたりすることができます。メールはコンタクトリストに送信され、キャンペーンのライフサイクルを通して自動的に送信されるように設定することができることを覚えておいてください。
7. キャンペーンの作成
キャンペーンは、作成したすべての多くのアイテムをマーケティング活動にまとめるところです。一般的には、製品の発売、新規顧客への働きかけや他のコンタクトとの相互作用など、特定のゴールセットのもとにキャンペーンは形成されます。キャンペーンは、相互作用とメールへの反応、コンタクトのその他のポイントをベースとしてコンタクトを育成し続ける決定木として実装されます。
8. ポイントトリガーとアクションの定義
ポイントは、コンタクトが完全に成熟しており、ひとつのシナリオで自動的にCRMに入力される資格があると考えられるかを決定するものです。ポイントトリガーとして特定の値で作動し、その結果として実行される関連するアクションを設定することができます。ポイントは単純に自動的に蓄積され、販売サイクルを通じて育まれてきたのはどのコンタクトなのかを示すのに役立ちます。前述のように、そうしたアクションはコンタクトを自動的にCRMシステムへ移行させることができます。